晴れの国は弱い農作物の産地
岡山県は求肥の餅(吉備団子)のように変わった商品があたる土地柄です。
(ちなみに土産物の吉備団子が求肥で作られたのは駅売りで日持ちさせるためです)
南部の備前は関西と山陽の交通の通過点であり
独自の文化が育ちにくい土地柄にありました。
そんなところから商売の芽を出すために一過性のアイディアが磨かれたのかもしれません。
黄ニラ自体は、香りを押さえるために生まれた消極的な需要の作物ですが
当地の宣伝では名物とされています。
温暖な気候で雨が少ないので、弱い品種の作物(マスカットなど)が育ちやすい土地柄です。
黄ニラも日光を与えなくとも十分大きく育つので名物と謳うようになったのでしょう。
黄ニラを使った料理には、幻となったニラ肉うどん、比較的新しい
黄ニラばら寿し、
牡蛎
黄ニラうどんというのもあるようです